アカネズミの冬支度バッグ

少し前からミシン刺繡の練習と並行してバッグを作る練習をしています。

バッグに限らず、型紙から布を裁断して完成品にに仕上げていく過程をちゃんと勉強しておきたいなと思ったからでもあるんですが・・・ちなみに水野 佳子様著の『バッグ作り教室』という本で勉強しています。初心者というかはじめての人でも分かりやすい本です!


で、今回作ったバッグはその完成品の写真を見た時から、どうしてもこのデザインにアレンジしてみたい‼と思いついた事を実行してみました(*´ω`*)

ちょっと刺繡で皺が寄ってしまったのは今後の課題として・・・(;´Д`A 

アカネズミという種類のネズミの冬支度の様子を盛り込んで刺繡入りバッグに仕立ててみました。

アカネズミは秋に実るドングリやクルミなどを冬に備えて土の中に埋めるという行動をとるのですが、それをこのバッグには盛り込んであります。

このスリットの中にドングリやクルミの刺繡を施してあるんです♪

こうして土の中に蓄えられたまま忘れられた木の実は翌年の春には芽を出してやがては木へと成長してゆきます。

この森を育てる小さな生き物は私の家の周りにも沢山いて、冬には天井裏に入り込み、畑中にクルミを植えて回るちょっと困った隣人でもあるのですが、愛すべき存在でもあります。

今回はそんな彼らの生態の一部をバッグに施してみました。



刺繡に限らず作品を作る時どんな感じのものを作ろうかなといつも考えるのですが、私は生き物それぞれが持つ美しさや獰猛さなど、ありのままの姿を映し取りたいなというところに思い至ることが多いです。

本当に自然てよくできているので、どんな生き物でもじっくり観察すると面白さが見えてきます。

そうやって観察した面白さを表現していけたらいいなぁ。

作りたい生き物はたくさんいるのでこれからも作品として命を吹き込んでいきたいと思います。

ま、そのためには造形力ももっと磨かないといけないんだけどね(;´з`)


もちろん幻獣とかキャラクター化したものも好きです!好きなものがたくさんで困るわぁ( *´艸`)


見に来てくださりありがとうございます(o*。_。)oペコッ


雨晴の庭

羊毛フェルト作家”ちぴょ”が生み出す羊毛生物たちと限界集落と都会の二重生活の何やかや

0コメント

  • 1000 / 1000