山にはたくさんの狸が住んでいるようですが、最近うちの庭先にやってきているようです。
お目当ては柿と銀杏の模様。
柿は人間が食べても美味しいものなのでわかるのですが、銀杏の果肉を食べるのはすごいとしか言いようがない・・・
においもすごいし、人間だとアレルギーを引き起こす可能性のある、あの果肉を食べてしまうんだから驚きです。
果肉だけ食べて種の部分を残してくれるので、こちらとしてはありがたい戦力です。
でもやっぱり適度な距離は取っておきたいかな。
疥癬とかにかかっている個体もいるだろうし。
我が家は自分のところで消費する分と、知り合いに分ける程度の野菜や果物を作っているだけで、それで収入を得ているわけではないからこそ、多少他の生き物に食べられてもまぁいいやで済ますことができるのですが、これが専業農家だとそうはいかないと思います。
この国で自分で自分の食料を作っている人は圧倒的に少数で、ほとんどの人がお金を稼いで誰かが作った食料をそのお金で買っている。
別にそれ自体は悪いことではないと思うけど、圧倒的多数を養うための食料を少数の生産家が担うという構図が、様々な問題の根底にあるのではないかと思っています。
しかも食料を作らない側が求めるのはきれいで安定した品質でしかも安い方が良いとなると、効率化は必須。
その結果起こることは家畜の過密飼育や過剰ともいえる農薬散布等々…
最近は個人レベルでは少しづつ色々なことが見直されつつあるので、もっと国や企業とかそういうところがこれまでのあり方を見直して動いてくれればいいのになぁとか思ったり。
なかなか便利な生活を手放すのは難しいけど、物やエネルギーのあり方をしっかり考えて環境を守ることを意識しないと自分で自分の首をしめることになるよね…
田舎で土を触って、鳥の声を聴いて、季節の移ろいを感じていると色々考えてしまいます。
見に来てくださりありがとうございます(o*。_。)oペコッ
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