荒川に猪がでたそうな

夕方の報道番組で荒川に出没した猪に対して警察の方が盾?を持って対処しようとしている映像が流れてたんですが、その猪がパッと見た感じ100㎏オーバーの成獣で、あれに突っ込まれたら盾ごと吹っ飛ばされるなぁと思いました。

猪のパワーはとてもすごく鉄製の箱罠の扉を破壊して逃げていく個体もいます。

まさに筋肉の塊・・・自由に動き回るそんな生き物に生身で対処するなんて無理でしょ…

警察の方は人間以外にも獣にも対処しなければいけないなんて…もっとなんとかならないのかなぁ…と思いました。


今年は台風のせいか、関東では山の食料が少ないらしく、例年では猟期に入ると山の奥に逃げ込んでしまう猪が、私の地元ではまだ人里に近い山にウロウロしています。

今日も罠にかかった個体の解体のお手伝いをしてきました。

今日の個体は40㎏位の若い個体だったのでさほど大変ではありませんでしたが、今年は2回も100㎏オーバーの個体を解体する機会がありまして、まぁ…ものすごく大変でした。


限界集落なもので若い猟師さんがおらず高齢者(男)、高齢者(男)、中年(女)の布陣で100㎏の個体となると、まず移動させるのですら一苦労(;´Д`A ```

沢に下して、沢から引き上げて・・・それだけで身体が悲鳴をあげます。

その後軽トラの上で解体するんだから、食品衛生とは…みたいな状況です。

行政が本腰入れてない地方の有害鳥獣駆除の現場なんてこんなもんなのかな…と思うので、ジビエの活用とかいうならまず解体施設を何とかしないとどうにもならないよね…と思います。宝くじ当たったらmy解体施設を作りたい。

後は、女性ハンターが増えてるっていうけれど、もう、フィジカル面ではどうしたって男性にはかなわないわけで、道なき道を進む山の中で狩った獲物の運搬とかはどうしているのだろうかとふと思います。

100㎏の個体なんて引っ張ったところでびくともしないのよ…

こう、いい感じのパワードスーツとかあればすごくはかどるんじゃないかしら?



人の事を危険ではないと学習した野生動物は平気で人の前に出てくるようになります。

彼らは大体ダニまみれだし、他にもどんな病気やウイルスを持っているかは分からない。

逆に人が彼らにどんな病気を蔓延させてしまうかも分からない。

人と野生動物が近くで仲良く暮らすなんて残念ながら幻想で、お互い適度に距離を取るのが一番なんじゃないかな…と田舎に暮らすと感じます。


見に来てくださりありがとうございます(o*。_。)oペコッ




雨晴の庭

羊毛フェルト作家”ちぴょ”が生み出す羊毛生物たちと限界集落と都会の二重生活の何やかや

0コメント

  • 1000 / 1000